2学期が終え、冬休みになりました。研修がないので予定が立てやすい冬休みが好きです。
さて、6年生理科の「電気と生活」を行う準備をしていましたが、電磁石の性質について教科書をなぞっただけという実態がわかりました。そのため、6年生に5年生の電磁石の性質の復習とこの単元の「本質」について授業を行いました。
附属小の研修の中で、平松先生から「電磁石のコイルだが、なぜ子どもたちは巻く必要があるのか?」と問われ心の中で『教科書に書いてあるから』と呟いたのは秘密です。
この問いをいただき、「自分は本当に理科の本質についてなにもわかってない。」「教科書を教えているだけの人なんだな」と深く落ち込んだのを覚えています。導線を巻くという「実験」ではなくただの「作業」を子どもたちにさせてしまっていたのだと反省しました。教室での教師の権限は絶対に近いものがあります。だからこそ「自戒」の念は常にもっている必要があると考えます。
さて、「なぜ導線を巻く必要があるのか」については「次回」アップしたいと思います。