導線を巻く理由
この理由について考える前に「電磁石の性質」の本質について、知らなければなりません。
『電流が流れると、流れたまわりに微弱な磁力が発生する』
このことについて教師が知っていないと、この単元はただ導線を巻けば電磁石がつよくなるんだねといった浅い理解でとどまってしまいます。これがこの単元の問題点です。
この「電流と磁力の関係」について知識があるとこの単元は児童が主体的に学習を進めていける構成をつくれます。
ではいったいどのように、『電流が流れると、流れたまわりに微弱な磁力が発生する』こと「教師が教えるのではなく、児童に気付かせるのか。」これが教師の腕のみせどころだと私は考えます。
みなさんだったらどのように気付かせますか? 次回に続く