電流が磁力を帯びるということは、生活上経験することがあまりないと思います。児童の生活経験では、「静電気で髪の毛が立つ」というくらいで磁力の関係までは、推察できないでしょう。
そこでは自分は、「豆電球・方位磁針ウォッチ」づくりを単元の始めに行うことにしました。作る理由としては、ペア学年の3年生(5年生は3年生!?)の理科の勉強で使う豆電球と方位磁針をセットにした腕時計を作って紹介しよう!という流れで始めました。
用意する物 豆電球(ソケット) 方位磁針
厚紙(腕時計用) アルカリ単2電池
5年生でも作るのは難しいので、ペアで作らせます。(材料の数も半分に)
すると豆電球の導線が方位磁針がの近くにセットするペアが現れます。(いなければ、こちらがそれとなく誘導)
『豆電球を光らせるため、電流が流すと方位磁針が揺れる!』
という事象を児童に出会わせることができます。
本時の最後に「なぜ、方位磁針が揺れるのか?」
考えられる可能性をノートに書かせ、チェックして終了です。
多くの児童は電流と磁力の関係があるのではという感想を書きます。
次回は今後の単元の流れをアップしてきます。