4年担任が1~2週間ほど出勤困難になりました。専科や少人数指導教員で授業をなんとかまわしていました。理科の授業を進めて欲しいと担任から依頼があったので、自分が久しぶりに4年理科を指導することになりました。
金属の温まり方は、授業参観で行ったとのことなので、次は水の温まり方について学ばせていきます。
教師から児童に「水の温まり方についてはどうだろう?」と聞いてしまっては無粋です。そこで温度と体積の変化の学習について問うと、空気→水→金属と学習したことを思い出します。すると水の温まり方に自然の児童の関心は向いていきます。
そこで「どのように水は温まるのだろう?」という児童の願いを学習問題として板書します。ちょっとした言葉の違いですが、このように丁寧に教師と児童、児童と児童のやりとりをすることで、教師から与えられた課題ではなく、児童にとっての「学習問題」になると考えています。
ただ、この学習問題を書かせて予想させようとしても、児童はフリーズしてしまいます。なぜでしょうか? 次回に続きます。