水のあたたまり方②

「どのように水は温まるのだろう?」と児童に問うても、児童が固まってしまう理由。それは条件が曖昧すぎるからです。熱源の場所は?水はどんな容器に入れているのか?といった条件がわからないため児童はフリーズしてしてしまうのです。

そこで私は学習問題を書いたら、「次のようにあたためるよ」と図を描きます。

ビーカー500mlに400mlの水

これ以上に水の量が多いと、温まるのに時間がかかります。少ないと上部と下部に温度差が生まれにくい。

熱源はビーカーの端にセットします。【アルコールランプがいいです。

コンロだと火力が強すぎてビーカーにヒビがが入ってしまいます。】

児童に言葉や図で予想を描かせます。ここで大切になってくる発問があります。

それは、

「考えられる可能性すべてかいてごらん」と声をかけるのです。

この声かけがないと、児童は1つ予想をたてて満足してしまいます。

「可能性」というキーワードを伝えることで、多面的に考え始めます。

予想がいくつもでる。だからこそ確かめたくなる。児童の主体性が確保されるのです。

次回どのような考えが、児童から出てくるのかアップしますね。

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