空気を限定したことで火が消える理由

更新ができませんでした。仕事も家庭もいっぱいいっぱいでなかなか厳しいです…

気を取り直して、前回子どもたちは「燃えること」と「空気」が関係があることを,ロウソクに瓶を被せ,空気を限定させることで確かめられました。

そこで「燃えることと空気は関係があることがわかった。でも,なぜ空気を限定することで火は消えるのか?」という問いを教師と児童のやりとりの中から作っていきます。自分なら火が消えた様子を演示や動画で見せ,「まだわからないことは?」と投げかけていくことが最近の流れです。

「空気を限定したことで火が消える理由」について児童は2つの仮説を立てます。

1 瓶の中の空気が燃焼で使われたから(量的視点)

2 瓶の中の空気が燃焼によって古くなったから,変化したから等(質的変化)

多くの子どもは1を考えます。本やテレビ、塾などで知識がある子は2を考えます。

もちろん答えは2の空気の質が変わったからです。しかし、子どもは「燃えるのに空気が使われるのだから空気が減る。使えば量が減る」と考えるのは、当たり前の思考です。そのため、燃焼しても空気の量は変わらないということを実験で確かめる必要があります。

では、いったいどのような実験方法で燃焼前と後でに空気の量に変化がないことを確かめればいいのでしょうか?

実験方法立案が問題解決学習の問題発見能力と並び社会により良く生きていくために活きる能力のひとつと考えます。

次に続きます。

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